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爪の水虫の治療を途中で中断してしまった方へ

爪のお悩みに皮膚科専門医の楠先生がお答えします。

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以前、爪の水虫の治療をしていたのですが、爪が綺麗になったので、自分の判断でお薬を飲むのを止めました。ですが最近、爪の色が濁り、ボロボロと崩れてきています。再発してしまったのでしょうか。

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再発してしまったり、あるいは完治していなかった可能性があります。

見た目がきれいになっていても、爪の中には白癬菌が残っていることがあり、完治する前に治療を中断してしまえば、また元の爪に戻ってしまうことになります。

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爪の水虫は、治療を始めてから完治するまで、どのくらいの期間がかかるのでしょうか?

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爪は硬く、塗り薬が浸透しにくいため、爪の水虫(爪白癬)の治療では主に飲み薬が処方されます。

しかし薬を飲んだからといって白癬菌におかされて濁った爪が、すぐにきれいな爪に戻るわけではありません。濁った爪がきれいな爪に生え替わるまで、治療を継続する必要があります。

爪の濁りが先端だけであれば、治療期間も短くて済みますが、爪全体が濁っている場合にはそれだけ長く治療する必要があります。

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爪の伸びる速度にもよりますが、手の爪で3~6ヶ月、足の爪で6~10ヶ月程度の治療期間が必要となります。

薬の服用の終了時期は経過をみながら医師が判断します。患者さん独自の判断で治ったと勘違いし、薬をやめてしまうことがありますが、その場合、せっかく治りかけた爪がまた再発してしまうこともあります。

先生から「完治しました」と言われるまで、根気よく治療を続けましょう。

爪白癬が治っていく過程

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爪が生え変わるまでを楠先生が解説しています

爪の治療を以前された方へはこちらをご覧ください

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本当は足の水虫が気になって皮膚科に行ったのですが、爪と足の両方の水虫にかかっていると言われました。ちゃんと治るのか心配です・・・。

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爪白癬の場合、ほとんどの人が足の水虫を併発しています。

爪白癬の多くは、長い間足の水虫をわずらっているうちに、足にいた菌が爪の中にまで入り込んだものです。たとえ足の水虫を治療しても、爪から絶えず菌が供給されるため、一時的には治ってもまた再発します。

爪白癬を治療して白癬菌の貯蔵庫をなくなさない限り、足の水虫も治らず、堂々巡りが続きます。ですが、きちんと皮膚科で治療をすることで、多くの方が完治しています。

まずは皮膚科に相談して下さい。

どうやって治すの?へ

爪から絶えず菌が供給されるイメージ

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孫や家族にうつる心配はありますか?

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もちろんあります。子どもの足の水虫感染はほぼ100%が家族内感染だと言われているほどです。

爪白癬にかかった爪からボロボロと崩れ落ちる爪のくずの中には、白癬菌がついており、家中のいたるところに白癬菌が落ちている環境がつくられます。これが周りの人や自分自身のほかの部位にくっついて、水虫の感染が拡大される可能性があります。

自分と家族をさらなる感染から守るには、きちんと治すことしかありません。

楠先生の解説ビデオ

爪がきれいに生え変わるまでの期間についてと完治についても解説されています。ぜひご覧ください。

塗り薬の写真

爪の水虫には、市販の塗り薬ではなかなか効果を発揮できません。

治療の方法はこちらをご覧ください

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