爪の水虫Q&A
楠先生が、その疑問にお答えします!
爪に関する代表的な質問に、楠先生がズバリ答えてくださいました。爪の水虫の予防や治療、爪の健康管理などにお役立てください。
- 爪が濁っています。爪白癬だと思うのですが、皮膚科に行けばすぐに診断がつくのでしょうか?
- 皮膚科では爪の一部を削って、そのなかに白癬菌がいるかどうか、顕微鏡検査で調べます。
この検査で白癬菌が確認されれば、爪白癬と診断されます。
この検査には10分ほどかかりますが、皮膚科専門医を訪ねればすぐに診断してもらえます。
- 爪白癬はうつるのですか?
- 爪白癬にかかった爪からボロボロと崩れ落ちる爪のくずのなかには、白癬菌がくっついています。
家族のなかに爪白癬の患者さんがいると、家中のいたるところに白癬菌が落ちているため、これがまわりの人や自分自身のほかの場所にくっついて、水虫をうつす可能性があります。
- 爪は硬いのに、なぜ水虫の菌は爪のなかに入り込めるのですか?
- 爪は硬ケラチンというタンパク質でつくられていて非常に硬いのですが、水虫の菌はケラチンを溶かす酵素を持っています。
この酵素を出して爪を溶かしながら爪のなかに入っていくのです。
- 爪の水虫もかゆいのですか?
- 爪そのものには知覚神経が通っていないため、かゆみや痛みは感じませんが、爪のまわりがかゆくなることがあります。
爪の水虫の場合はかゆみよりも、むしろ痛みのほうが問題になります。
爪が厚くなって変形してくると、靴を履いたときに痛みが生じたり、ひどい場合には痛くて歩けなくなることもあります。
- 爪の水虫はどうやって治療するのですか?
- 水虫は抗真菌薬といわれるカビに効果のある薬で治療しますが、抗真菌薬には飲み薬と塗り薬があります。
皮膚にできた水虫は塗り薬で治療しますが、爪は硬いため塗り薬を塗っても 爪のなかに薬がしみ込んでいきません。
そこで、飲み薬で爪の中側から薬の効果を爪に浸透させて治療します。
- 薬屋さんで売っている薬で、爪白癬を治すことはできますか?
- 薬局・薬店で直接買うことのできる市販薬のなかに、爪白癬に効果があるものはありません。
現在、爪白癬に効果が認められている薬は3種類ありますが、いずれもお医者さんの処方せんが必要です。
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