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仕事が忙しいので爪の水虫の治療に病院にいけません。市販の水虫の薬でも治せますか?
薬局・薬店で直接買うことのできる市販薬の中に、爪の水虫(爪白癬)に効果があるものはありません。
現在、爪白癬に効果が認められている薬はいくつかありますが、いずれも処方せんが必要ですので、必ず皮膚科に行きましょう。
足の水虫の薬をテレビCMなどでよく見ますよね。
同じ白癬菌なら爪の水虫にも効きますか?
水虫は抗真菌薬といわれるカビ(白癬菌)に効果のある薬で治療します。
抗真菌薬には飲み薬と塗り薬があり、足などの皮膚にできた水虫は塗り薬で治療しますが、爪の水虫(爪白癬)の場合、爪は硬いため塗り薬を塗っても爪の中になかなか薬が行きわたりません。
そこで、爪の水虫は主に飲み薬でからだの内側から薬の成分を爪の中に浸透させて白癬菌をやっつけます。この飲み薬による治療で、爪白癬は約7割から8割程度の方が完治すると言われています。

塗り薬は爪の中まで浸透しにくいですが飲み薬は血流にのって内側から白癬菌に作用します。

爪の水虫には、市販の塗り薬ではなかなか効果を発揮できません。
飲み薬ですか・・・副作用が心配なんですが・・・
確かに薬には副作用はつきものです。
たとえば、爪白癬の治療に用いられる内服の抗真菌薬の中には副作用として胃部不快感、下痢、吐き気、腹痛などの消化器症状や肝臓の機能を示す検査値の上昇などがみられるものがあります。これらの副作用は、薬を中止すればもとに戻るものがほとんどです。
また皮膚科では、薬を飲む前はもちろん、飲み始めてからも定期的に血液検査などを行い、できるだけ副作用を未然に防ぐようにしています。
皮膚科専門医の指導のもとに服用すれば、さほど心配する必要はありません。なにか不安に思うことがあれば、お医者さんに相談してください。
ちょっと安心しました。持病があっても薬を飲むことはできますか?
重篤な病気のある方、肝臓や腎臓の悪い方や重い貧血のある方、妊娠中の方などは抗真菌薬を飲むことができませんので、持病はあらかじめ伝えるようにしましょう。
また他にも薬を飲んでいる場合にも必ずご相談ください。
なんらかの事情でどうしても飲み薬が飲めない場合は、爪を柔らかくする薬と抗真菌外用薬を一緒に塗る治療を行うこともあります。
持病を含め、なにか不安に思うことがあれば、皮膚科できちんと相談しましょう。

爪の水虫には、市販の塗り薬ではなかなか効果を発揮できません。