爪水虫

足の水虫はつらい。
大切な人にうつすのは、もっとつらい。

爪水虫コラムCOLUMN

趾間型水虫・小水疱型水虫

症状がわかりやすい夏のうちに治療を開始しましょう!

水虫のステレオタイプともいえる、夏が近づくとかゆくてじくじくするこのタイプの水虫には、主に塗り薬が処方されます。外用薬を足全体に塗ると2週間~1ヶ月程度で症状の改善がみられます。自覚症状がみられにくい場合や、菌が潜んでいても症状をあらわさないことも多いので、気になる部分だけでなく必ず足全体に薬を塗布しましょう。じくじくがひどい時には塗り薬で悪化することもあるので、治療開始時に経口薬が処方されることもあります。いずれにしても、医師の処方通りに、きちんと薬を塗ったり飲んだりすることが大切です。
同じ症状の家族がいる場合には、一緒に治療を開始することもポイントです。

治療しなかったらどうなるの?

水虫の原因となる白癬菌は高温多湿を好むためジメジメするタイプの水虫の場合は、夏が過ぎれば、症状は軽くなることが多いです。しかし、白癬菌は好環境が訪れる機会を、皮膚や爪の中でひそかに待っているのです。乾燥した時期でも、靴やブーツの中は高温多湿の好環境。白癬菌の増殖によって、症状が一気に悪化することがあります。

冬を静かに乗り切ったとしても、気温が上がる春先から再びたまらないかゆさに悩まされるようになり、雨季・真夏には症状のピークを迎えます。趾間型水虫の場合はじくじくがひどくなったり、小水疱型水虫の場合は細菌感染を伴い膿を持ったりすることもあります。一年一年症状の悪化が助長され、症状が重くなるだけでなく、感染が爪に広がることも少なくありません。

治療に取り組んだ場合の半年後のイメージは…!

このジメジメするタイプの水虫は、夏場に症状が強くでることが多いので、今、治療に取り組めば、効果がわかりやすいといったメリットがあります。反対に冬場はかゆみがでることもなく、じくじくした症状も収まっていることが多いので、「見て見ぬふり」で避けようとするのは人情というもの。今のうちにきちんと治療に取り組み、完治させることがポイントといえます。